【スラムウォーク@デリー】スラムツアーに行ってきました

サンタナデリーのちーちゃんです。
先日、酔いどれおかぴーが日本に帰国してしまい寂しいです。
サンタナデリースタッフ&おかぴーファンのみんなから、改めて”おかぴーありがとう!”

今日は、わたしが参加してきたスラムツアーについてお伝えします!
スラムへの訪問は今回で2回目。
前回とは違う4つの学校を見学してきました。

ガイドのラクシュミーさんが細かい説明を添えて丁寧に約2時間、スラムを案内してもらいました。
広いスラム街。
11の言語を話す人たちがいて、宗教や出身地によって住んでいるエリアが分かれてました。
家同士が隣り合ってはいるけれど、
ここからここは
”ラジャスターン出身の、ダンサーや音楽家や人形づくりをする人たちのエリア”などなど。
また、
ムスリムエリア” ”ヒンドゥーエリア”など宗教によってエリアが違うのに加え、
職業によってもエリアが分かれていました。
そして、その職業による生活の格差がとても激しいと感じました。

野菜や果物、布や雑貨などを市場で売っているひとたちは家賃を払って家に住んでいて、
トイレもあるし歩道も綺麗。

一方、早朝4:30頃にゴミを拾い、集めたものを分別してそれを売って暮らしているひとたちの住むエリアは、排水の流れる整備されていない道。
屋根のない家もたくさん。
トイレも4箇所の共同トイレをつかっている、そして衛生状態も悪いとのことでした。

水問題も深刻。
1日に何回も汲みに行く。
特に夏場は、供給される水が汚染されていることが多く、お腹を壊したり病気になるひとたちが増えてしまうそう。

たくさんの深刻な現状を聞きながら歩きましたが、
そこに生きる人たちの表情はとっても明るくって、そのギャップにココロが動揺しそうになります。

キラキラした子どもたちの笑顔、
ナマステとすれ違いざまに声をかけてくれるお母さんたち、
楽しそうに肩を組んで話している若者、
昨日は結婚式だったんだ!と嬉しそうに話すおじさん。

普通の生活の”普通”
幸せな生活の”幸せ”
これってなんなんだろうか、っていつもいつも思います。

きっと知れば知るほどスラムの問題点が見えてきて、それをどうできるのかと活動している人たちが見えてくるんだろうなと。
そして、わたしたちには何ができるんだろうと。

ガイドのラクシュミーさんは、子どもたちが学ぶ環境作りや、生活する人たちの環境改善のために活動されています。

わたしが聞いたことで、伝えたいことはたくさんありますが、
1番印象に残ったことは、10年活動してきて”薬(処方箋)や病院”への認識がかわったということでした。

病院=高い
という認識が高く、病気になっても我慢してしまうケースが多かった。
でも、政府の無料の病院があることを教えて、そこに行けば良くなる。
病院=行けない場所、手の届かない場所
という概念を少しずつ変えていったことで今の世代のひとたちは病院に行くようになってきたと。

トイレのこととか、
学校のこととか、
もっともっと紹介したいことがたくさんあるのですが、もう一度わたし自身が行ってきたいと思うので、またまた報告したいと思います!


ラムウォークへの参加についての詳細です↓
http://peteindia.webs.com/slum-walks-in-delhi

メールの問い合わせよりも、直接電話したほうが連絡が取りやすいようです^^
クリックお願いします (^.^)
にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ