コルカタで美味しい日本食をつくる人
コルカタのサンタナで看板娘として働いてきた恵ちゃんがついに別れを告げる日が来た。
週に1,2回は休みを入れながら、朝はマザーハウスでボランティア、夜はコルカタサンタナで晩御飯を作る日々。
最初はニシナさんに、次はヨギさんにいろいろ指導されながら、そして最後は女の子たちと一緒にご飯を作り続けた彼女は、今はもうすっかりキッチンの女王。
ここ1週間は毎日10人以上の食事を作り続けた。毎日同じ面子が食卓に揃うのは、マザーハウスでボランティアする人たちと、コルカタで沈没する人たちが皆ここで食べてくれるからだし、彼らが食事に満足してくれたからだろう。
美味しくなかったら翌日は食べないはずなのだから。
別れを惜しむ間もなくプリーからルカさんがやってきた。
彼女が次のコルカタのキッチンの女王。