【マザーハウスでシスターの話を聞いてきた!】ーin コルカタ

皆さんお元気ですか?
サンタナコルカタスタッフのしおりです!
最近は海外にいるシスターがたまたまコルカタに戻ってきているとの情報をキャッチし、
サンタナゲストの皆さんとお話しを聞きにいってきました!

マザーテレサに関してほぼ何も知らない状態だったので、今回はマザーテレサについてお話しをしていただきまた。




まずはマザーテレサの生い立ちから。
なんと、マザーテレサ、インド人じゃない!!
コルカタで何十年と活動してたのにインド人じゃない!!
衝撃的ですよね(笑)



修道院に入ってから何年か経ちダージリンに行ったとき、神から
”貧しい人の中でもさらに貧しい人を救いなさい”
とのお告げを聞いたそうです。



そこからマザーテレサコルカタで貧しい人々を救う決意をしました。
まずは道端で亡くなりかけている人たちを病院に連れて行く活動から。
しかし、どの病院も受け入れることはありません。それは、


「お金を持っていないから」
「汚いから」
「身寄りがないから」

という理由。そして、

「どうせ死ぬんだから一緒でしょ」と。

でもそこでテレサは言いました。



「決して一緒ではありません。」



彼女は最後に人に愛されていると感じながら死を迎えることが大切だと考えていたのです。
ハエが何十匹たかっても払えない、水も飲めない。
そんな身体的な苦痛があります。

さらに道端で倒れていてもみんな自分を避けて通っていく。
自分は誰にも愛されていないんだ、必要とされていないんだ、という精神的苦痛も。
二重の苦痛を味わいながら息をひきとる。


そんなことがあって良いはずがない!!


病院に相手にされなかったテレサは、市に掛け合って建物を貸してもらいました!
そこが今の「死を待つ人の家」です。

死を待つ人の家では引き取り手のない病人を看病しています。
「私の汚い体を拭いてくれて、水を飲ませて、話しかけてくれる人がいる。」
気にかけてもらうこと。必要とされていんだって感じること。

微笑んだり、挨拶をする。
何も専門的な知識が必要なわけではありません。

小さなことで愛を伝えることってできるんです。
「小さいことに大きな愛を」マザーテレサの有名な言葉ですね!




話を聞く中で1番印象に残った言葉。
「人の使命は愛し、愛されることである。」

何か大きいことをしなきゃいけない!!
そんなことはないんです。
心の中を自分のことだけで満たさず、少し人のために使ってみる。
普段の生活の中、すれ違う子どもに微笑みかけてみる。
これ、できそうじゃないですか?



またマザーテレサは言いました。

「愛は家庭から」
私はとっても幸せな家庭に生まれました(自慢です笑)
小言がうるさい!って思うこともあるけど、家族みんな大好きです。

それは「愛し、愛されていたから」「愛を伝えていたから」に他ならないと、話を聞きながら思っていました。

諦めなければいけないことも、もちろんありました。
たとえば、遅くに帰ってくるお父さんがご飯を食べる時、一緒に話すために見たかったテレビを諦めなければいけない。
でも諦めてでもしたいなって思うこと、これが愛なんだそうです。

日本人には心遣いあるれる言葉がたくさんあります。
ただいま、おかえり、いただきます、ごちそうさま。
新しく言葉を作らなくても、無理しなくても、今あるものを使ってOK!
I love you!! なんて大げさにしなくても大丈夫!

ちょっと自分のしたかったことを我慢して、愛を伝えてみる。
まずは、家庭から。
そしていろんな人に愛を。

シスターのお話し、とっても素敵でした!
日本人のシスターがいれば、日曜にお話を聞きに行くことができます。
もしいなくても、ボランティアを通して学ぶことがたくさん!
愛を伝えるはずが、患者さんから愛を貰っちゃったりも(笑)

ぜひマザーハウスでボランティアをしにコルカタへおいでください!
そして、マザーハウスから徒歩3分。
とっても便利なサンタナコルカタへ!
お待ちしておりますー!


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