コルカタで競馬
先週コルカタの歴史ある競馬場に行って来た。
歴史ある、と簡単に書いてしまったが
この競馬場が建てられたのは1820年、日本はまだ江戸時代で時の幕府将軍は徳川家斉だった。
日本において西洋式の競馬が最初に行われたのは1860年9月1日に横浜山手麓(現在の元町)とされるから、
コルカタはその40年も前だったのだ。
入場料は驚きの10ルピー。
あなたに最良の幸運が訪れますようにと『BEST OF LUCK』という、
この日おこなわれる7つのレースの馬とデータが詳細に書かれた小冊子が20ルピーで買える。
そう、競馬場なのだから賭ける事が出来るのだ。
パドックで馬を見てから賭ける事が出来るのは日本と同じ。
そしてなかなかお金を競馬で増やすことが出来ないのも日本と同じ…
競馬に興味がない人でも、
緑豊かな競馬場で、コルカタとは思えない一味違った雰囲気を安く楽しめる場所だと思う。