遠方より友来る、酒またうまし

うっす!坂本です。


題名にあるように友人が訪ねてきてくれました。
35年も前から海外をバイクで周遊してきており、今でもヨット一つで
どこでも行ってしまうkyuさん。滋賀のご自宅近くではテントやら竹で
作った遊具やらを置き、多くの人と招く遊び場にしてしまっている。


ま、一言でいうとおもろーいおっさんです。


プリーについて二言目には


「なおくん、サンダルと短パンかしてくれや」


ですから。10年前と全然変わっていないです。そういえば
外見も。



右端kyuさん。サンタナ・ロッジのお客さんたちともすぐに打ち解けてしまった。


このkyuさんとの出会いは10年以上遡ります。当時学生だった
私は自分とはまったく違う人たちと寝食を共にしたい、という願望が
ありました。調べた末休学し、半年間ほど南太平洋のヤップ島に行くことに。


何とかツテを見つけて現地のおばあさんの家にホームステイさせて
もらうことに。まー、楽しかったです。村の女の人とは一緒に畑仕事を
させてもらい、男連中とは魚釣りや村のコミュニティハウス作りを
やったり、若い連中とはビールをガンガン飲んだり。


そんな生活の中、出会ったのがkyuさん。現地の人と家族のように
親しくしているのも驚きでしたが、自分のヨットがヤップに
あるんですから。でかーいマグロを取ってきては刺身にして
ビールと一緒にかっ食らい、ヤップの人と一緒に豪快に笑う。


こんな日本人もいるのか!とただ新鮮な驚きを与えてくれました。


日本に帰った後も色々と遊んでもらっていたのですが、kyuさんの家に
ヤップの人を呼んだりもしました。私の友人など合わせて総勢20人以上が
kyuさんの家で合宿状態。私のステイ先のおばあちゃんとその村の
酋長さんにきてもらったこともあります。


左からkyuさんの奥さんmayumiさん、三女haruちゃん、ステイ先のティナグさん、
ヤップの村の酋長、kyuさん、私です。10年前の写真です。


そうやってヤップにおいても日本でも遊んでもらっている当時はただただ
楽しかったです。でも今振り返るとただ楽しかっただけではないのかな、と。
遊びを生活の中に取り込むことや他者と面白くつながること、何より
楽しむこと、そんな生き方・あり方を自然と教えてもらっていたんだと思います。


今私がここでやっている仕事やこれから目指しているものを導いてくれた
ものの一つに、このヤップでの経験やkyuさんとの出会いがあることは
確かです。


プリーでkyuさんに再会しそんなことを思いました。


来年10月に帰る時はまたまたkyuさん宅で合宿をしようという
話になりました。今からワクワクします。次はただのお手伝いさんでは
なくて、企画から一緒にさせてもらいます。


まずはkyuさん宅にオートリクシャーを郵送することを頼まれているので
そこからです。