穴越えて魔法使い

ナマステーーー!!!!

今日もサンブロ(サンタナブログ)の時間がやってまいりました!!!!

火曜日担当はデリーのたっちゃんでございます〜〜

先週末は金、土、日と実に濃い〜〜〜時間を過ごしました。

金曜日の夜は近くの隠れ家的レストランで食事。

そしてその時に思い付きで放った、

「明日鍋しよう」

この言葉が我々を駆り立てたのでした。

鍋食材を求めて。






ーーーーーーーー翌日、

白菜、豆腐、キノコ、つみれ、ネギ、大根、ニンジン。

冬の究極魔法「鍋」を発動させるには最低でもこれくらいの食材は揃えたい。

どれが欠けても「鍋」は発動出来ないのだ。

まずは情報集が大切、近くの道具屋の主人に聞いてみることに。





主人A「白菜?この辺りじゃ見ないね。」

白菜と豆腐はここには無いらしい。

話によると南に数キロ下った場所に大きなバザールがあるそうな。

そこに行くには暗闇の洞窟を越えなければならないとか。

主人A「アンタら正気か?あの洞窟の入り口は塞がれてるし、時々でっかい「あれ」が前後から走ってくるんだ」

魔法使いA「どうしても行かなきゃならないんです。」

黙り込むご主人。

すると、そこにいた別の道具屋の主人が







主人B「お前さん達、良い目をしておるな。」

主人B「もしかしたら行けるかもしれないのぉ。」

主人B「この先にある建物があるから、行ってみるがよい。」

魔法使いA「おじさん!本当ですか?ありがとうございます!」

早速我々は教えてもらった方向に進むのであった。



主人B「ワシの若い頃に似ておるな。頑張るんじゃぞい。ふぉっふぉっ」ぼそっ

優しい目で我々を見送る彼は昔の自分と姿をダブらせたのであろう。










ーーーーーーーーここか。

階段をあがると厳しい顔の門番が数人。

一人、また一人と門に吸い込まれるように奥へ流れていく。

どうやら民を選別しているようだ。

門番の手には黒き裁きの杖が握られている。

その杖が鳴く声を耳にした者は通ることを許されない。

我々は果たして無事に通れるのか・・・

ごくり。





・・



・・・



無事だ!これで洞窟を抜けられる!



「それ」はそても長く、硬く、キレイだった。

まるで手招きをするように目の前に門が開く。いよいよか。

門番の許しを獲た民達とともに内部に潜入する。どきどき。

広い空間に民は何を思うのか。

そして想像以上に、、嗚呼、快適だ。

暗闇の洞窟を越え、ようやく目的地の南方のバザールに到着。





ある!





あるある!





あるあるある!





あるあるあるあーーーーーーーーる!





たくさんの食材達!

ついに我々は白菜と豆腐を手に入れたのだ。






その後、はるか東の島国で「チカテツ」と呼ばれるこの乗り物にのって再び洞窟をくぐり抜け、

ようやく故郷へ帰ることが出来た。

最高の食材を手に入れた魔法使い5人で陣を組み、冬の究極魔法「鍋」を発動。






想像を超えるその威力にある者は驚き、ある者は笑い、ある者は素早く動くのであった。

この日、魔法使い達は究極魔法に費やした魔力を回復するためにキューバ・リブレを9,5L飲みましたとさ。

つづく。





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