サンタナコルカタからは、これからドゥルガプジャまで、ドゥルガプジャネタで、押し切ろうと思います。
今回は昨年、私が見た中で最も良かった物を紹介します。
ドゥルガプジャのパンダル(仮設の神殿)は小さな物から、ビルの5階、6階くらいの高さに相当するような巨大なものまで様々であり、もちろん大きなパンダルは、圧倒的な迫力があり、その豪華絢爛さに驚かされます。
しかしながら、小さいパンダルにも、大きなものにくらべて、多少、迫力に欠けてはいるものの、それぞれに、その発想力、芸術性の高さに、心を奪われるものが少なからずあります。
今でもコルカタは芸術の都と呼ばれ、インドのなかでも、美術、古典音楽はトップクラスにあります。
私が選んだ昨年のベストパンダルはこれです。
細い路地を入ったところに、キラキラと輝く入り口が、両側の住宅に
挟まれところにつくられていました。
中に入って見ると
大きな顔のオブジェが。
近年インドの経済発展によって、ドゥルガプジャも、単なる崇拝だけのお祭りから、
芸術性、発想力を表現するお祭りへと変わってきました。
ドゥルガプジャの楽しみは、その芸術性、表現力の観賞、加えてドゥルガ女神への崇拝、
そしてなによりも、家族や友人たちとお祭りに出かけ、パンダルを見て周りながら、
屋台などで美味しいものを食べて、楽しむことが一番なのです。