ドゥルガプジャまで一ヶ月

ドゥルガプジャとは? それはコルカタで行われる祭りで、一年の中で最大のお祭りです。今年は今月30日から10月3日までの4日間の日程で執り行われます。

どんな祭りなのか?簡単に言えば、シバ神の神妃、ドゥルガ女神を祀る祭りなのです。まあ、いろいろ説明するよりも、去年のドゥルガプジャの写真を、ちょいと見てもらいましょうか。


これは一般にパンダルと呼ばれている仮設の寺院です。竹組みで作られた張りぼてですが、夜になるとライトアップされ、まるで本物の建物と見間違えそうになるになるくらい、豪華に立派につくられています。コルカタ市内にはこのパンダルが、プジャのときには数多くたてられます。パンダルのデザインは、各パンダルによって違っていて、それぞれが賞を争って創意工夫し、ユニークなものに仕上げています。ドゥルガプジャの面白さは、どこのパンダルがどんなものを作っているか、街中を見て歩き回るところにあるのです。これをパンダルホッピングといいます。

ではパンダルの中に入ってみましょう。

内部にも凝ったデザインが施されています。各パンダルの製作者たちが一等賞を目指して、渾身の作品を作り上げているのです。

さてさて、パンダルばかりに目を奪われてはいけません。なぜなら本当の主役は
これなのです。

このドゥルガ様なのです。実はパンダルというのはドゥルガ様をお入れする入れ物なのです。このドゥルガ様の神像のことをタクルといいます。このタクルにも
賞がかかっていて、いろんな姿のドゥルガ様を観賞することができるのです。

ドゥルガプジャまであと一ヶ月。すでにコルカタのあちらこちらで、パンダルの準備が始まっています。コルカタの人たちは祭りが近づくにつれ、そわそわと落ち着きなくなっています。

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