マザーテレサが活動をはじめた場所
サンタナコルカタシェアハウスに泊まる方々は皆、生活雑貨や食べ物をエンタリーマーケットでそろえる。
歩いて5分のこの市場を中心としたエリアが、エンタリー地区と呼ばれている。
昔から貧しい者たちが住むエリアだったので、安い労働力を求めて近くに工場が建ち始めたのが19世紀の話。
そして20世紀は1928年、マザーテレサが初めてインドの子供たちに教えていた学校もエンタリーにあった。
21世紀にはいった今、エンタリーはサンタナコルカタシェアハウスが間借りしている高級マンションが建つほどには発展していて、さまざまな階層のものが平和的に共存している。
暗くなった夜9時にでもあたりを女の子が一人で歩ける治安の良さには皆が驚くほどだ。
マザーテレサがインド人に優しく接しようと決心した場所に、マザーテレサが作り上げたマザーハウスに通おうとする日本人のためのサンタナコルカタシェアハウスが出来たのも必然だったのだろう。