花市場
以前、千葉県にある『花の美術館』を母と一緒に見学したことがある。
思い返してみても、親孝行のために母と行ったのか、それともただ花に興味があったのか憶えていない。
憶えているのは鑑賞用の花が咲き乱れていてとても綺麗だったことと、自然にあるものを美術館に入れて楽しむことの不条理さだ。
サンタナコルカタシェアハウスからバスで1本で行ける花市場は、コルカタにある隠れた人気スポットだ。
花瓶に生けて飾るような観賞用の花はあまり見当たらない。
ほとんどが宗教儀礼に使うもので、色とりどりの花を商人たちが売っている。
各家庭で神様にお花をささげたりするものだから、ものすごいにぎわいだ。
どれだけ多くの花が売り買いされているのかはこのゴミ捨て場の写真でわかると思う。
ハウラー橋の下にあるこの花市場は、ガンジス川の支流でもあるフグリー川が横にあるため、
こんな沐浴の光景も見ることができる。
いかにも『インドの日常』というかんじのコルカタの花市場。
皆さんも一度見てみたいと思いませんか?
なお今回ブログで使わせていただいた写真を撮ったのは、サンタナコルカタシェアハウスに9日間滞在した大学生。
コルカタを十分に楽しんでいただいたみたいで、ありがたい話です。