今日はプリーのはなし。

今日はオディシャ州、プリーのはなし。
あああオディシャ州 MAPあああ
エスベンガル州のコルカタから南500Kmはなれたオディシャ州にある海沿いの町プリー。インドはまだ新幹線が走ってないためコルカタから夜行電車が2本出ています。夜コルカタを出発して朝、プリーに着きます。プリーは終点の駅なので、インドの電車に慣れてない人も、プリーでは駅の先に線路がないため、間違えることはないと思います。またコルカタからオディシャ州の州都のブバネシュワールまでは飛行機で約1時間。このブバネシュワールという町は、インドの中でも設計された町ですが、お寺など仏教遺跡がたくさんある事でも知られています。最近になってさらに仏教遺跡が見つかっていて、現在も発掘中の仏教遺跡がたくさんあり、博物館級だと言われたりもしています。そこで、なぜこの場所で仏教遺跡がたくさん見つかるのか、仏教との関連を調べる研究が始まっています。またナンダンカナンという名前の動物園があり、ホワイトタイガーやキリンがいます。
ラトナギリ 仏教遺跡ナンダンカナン動物園 ホワイトタイガー
ブバネシュワールからプリーまでは約60kmで車で1時間30分くらいです。他の州のデリーやチェンナイ、バンガロールからも国内線がででおり、以前より短時間で来れるようになったので、最近ではインドの都会で忙しく生活している人達が、海のあるプリーでゆっくりと過ごすために、たくさん来るようになりました。



プリーの魅力は、なんといっても長く続く綺麗な白い砂浜です。オディシャ州の海岸の長さは500Km。オディシャ州にあるプリー市(コナーラク・チリカ湖があります。)が持ってる海岸の長さが大体100km。プリーの町が持っている海岸としては10km。そこからは誰も人がいない海岸を、アーンドラプラデーシュ方面へ60kmへいくと汽水湖のチリカ湖があり、そこへはタクシーをチャーターしていきます。このチリカ湖にはイルカがいて、また11月中旬から1月の終わりまでは、世界中の渡り鳥がこの場所を目指してやってきます。
プリー 海岸チリカ湖に集まってくる渡り鳥



プリーから海岸沿いを、大自然のなかウエスベンガル方面に30kmいくとコナーラクがあります。ここへはレンタルバイクや、バス、タクシーをチャーターしていきます。プリーからコナーラクに向かう所々では、伝統的な彫刻をいまもなお受け継ぐ職人たちの作品に触れ合うことができ、周囲の景色もとても綺麗で目を奪われます。コナーラクの海岸は人も少なく、砂浜も海もとても綺麗なので、サンタナロッジではお客様と海岸でバーベキューをしています。まるでプライベートビーチのようで、みんなでゲームをしたりで本当に楽しいです。またコナーラクには世界遺産に登録されているスーリヤ寺院があります。つまりプリーの町からアーンドラプラデーシュ方面へ60kmへ行くとチリカ湖、ウエスベンガル方面へ30km行くとコナーラク、プリーの町が海に面している長さが10km、全部で100kmとなります。この海岸の魅力は岩や崖などがない事、そしてなんといっても長く続く綺麗な白い砂浜。美しい海から昇る朝陽、そして沈む夕陽が格別なんです。
世界遺産 スーリヤ寺院プリーの海岸 沈む夕陽



サンタナロッジの裏手にある海岸沿い1kmくらいには、南インドのアーンドラプラデーシュ州からやってきた漁師の人々がすんでいます。家も昔ながらの藁葺きの家、そして港もないなか、昔ながらの漁をして生活しています。組み立て式の船と、今ふうの船などを巧みに操りながら、高い波のなか朝早く漁にでる様子は朝のプリーの1日のはじまりともいえます。この景色を見ていると日本での生活の事など、色々と考えさせられるものがあります。漁で採れた魚介類、特に海老などの多くはコルカタや諸外国に送られていきますが、地元でも漁が終わったばかりの新鮮な魚を食べる事ができます。ぜひ、日本からくるときには醤油やわさびを持ってきて美味しい魚を食べていただきたいと思います。またお弁当などを持ってレンタルバイクや、何人かでタクシーをチャーターしてコナーラクへ行くのもおすすめです。コナーラクにある世界遺産スーリヤ寺院では、中に入って見学するのもいいですが、スーリヤ寺院を囲むようにして道があるので、その道沿いのベンチでゆったりと時間を過ごすのもおすすめです。この景色は中に入って近くから見るのとはまた違い格別のものがあります。
プリーの海岸 昔ながらの船で漁にでます世界遺産 スーリヤ寺院 オリッサ建築の代表的な遺跡で、全体は馬車をかたどっており、車輪の彫刻が特徴



晩のおすすめは、ナイトマーケット。CTロードを海岸沿い西へ2km行くと、インド人観光客が泊まるホテルが立ち並んでいる場所があります。その前の海岸にある、たくさんの夜店がナイトマーケットです。プリーならではのお土産店もたくさんあり、夜の海岸をラクダに乗ったりも出来ます。またプリーは、インドの四大聖地のひとつとして知られており、有名なジャガンナート寺院があります。インドの人も、この寺院に来るために、はるばるインド各地からやってくるほどです。ここはヒンドゥー教徒しか入れないため、ヒンドゥー教徒以外の人が中を見たいときは、近くの建物に登ってしか見ることができません。寺院には5,000人近くのお坊さんが働いており、敷地内には108ものお寺があり、かなり広いです。また、ここには毎日1万人くらいが出入りしています。中には同じく1万人くらいが食べれる食堂があり、そこではベジタリアン料理でも、しょうがや、にんにくなど土の下のものが一切入らない料理が食べられており、食器は土で出来た素焼きのものを使っているそうです。
ジャガンナート寺院オディシャ州プリーで毎年行われる山車祭り(ラタヤットラ)。京都祇園祭りの原型で、だんじりの由来ともいわれています 


あ〜、まだまだお寺の話はつきません。。。なので、このジャガンナートの神様の名前が、なんでジャガンナートになったのか?なんで寺院にヒンドゥー教徒以外は入れない?なんで山車祭り(ラタヤットラ)を年に一回するようになったの?などについて、いずれお話したいと思います。このプリーの町は、ヒンドゥー教徒の人は、ジャガンナート寺院へくることを、そうでない人や外国人は、長く続く海や世界遺産スーリヤ寺院、チリカ湖、漁師の村などを観光しに来る人がたくさんいますのでみなさんも是非遊びに来てください。
 

ここサンタナは、このプリーの町の大自然を残しつつ、プリーをもっともっと盛り上げるために、いろんな活動をやっていきたいと思っています。
サンタナの詳しい情報はこちら →日本語の通じる宿:サンタナロッジ(オリッサ州プリー)


プリーからコナーラクへ行く途中12kmくらいには、サンタナの人達の協力で建てた幼稚園から中学校までの英語教育学校、チャンドラ・セカール・アカデミーがあります。ここでは、日本語を取り入れた授業を行っており、ボランティアで日本語を教えてくれている方がいます。その授業でのアシスタントも募集しておりますので、プリーの観光を楽しみつつ、インドの子供達と一緒に日本語を通じて触れ合ってみませんか?学校の詳しい情報はこちらです。

チャンドラセカールアカデミー


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