転校生への家庭訪問


担当はれみです。


今日はある生徒の家庭訪問でのことを書きます。
生徒の名前はアジェイ。彼は4月にデリーから越してきた転校生です。
アジェイとは4月に一度会っただけで、間二か月あけての再会兼家庭訪問と
なりました。


4月に遡って、実はアジェイのC.S.アカデミーでの初日はちょうど日本語の
宿題を出す日でした。登校初日で、学校にも友だちにもオリヤ語にも慣れない
状況で、さらに日本語の宿題を手渡されきっと困惑しているだろうな、
というのが私の印象でした。



転校生で中学二年生のアジェイ


そんなこんなで、1回目の家庭訪問はかなり緊張しました。アジェイにとって
日本語の授業はきっと初めてだろうし、何事も最初が肝心だったりしますよね…。
ところがどっこいです。すぐに私の抱いていた不安や緊張は吹き飛ばされました。
なんとアジェイの将来の夢はエンジニアで、日本で働きたいと言うのです!


そして、私の4月の勝手な印象も間違っていたようで、あの日、家に帰って
お母さんに「日本語の先生が一番良かったよ」と報告していたんだそうです。
自主的にノートを広げ、メモを取り、「I’m happy ma’am」って何回も
言ってくれました。「もっといてよ。」「毎日来てよ。」などなど子どもの
口から発せられたのを聞いたのは初めてだったのですごく驚き嬉しかったと共に
もっと頑張らなきゃと思いました。



妹のシュシュミタ。彼女のC.S.アカデミーの新6年生です。


先日アジェイ2回目の家庭訪問に行って来ました。今回はアジェイの妹も
一緒でした。アジェイに負けじとやる気がすごく、前回アジェイに教えた
内容をアジェイから習っていたようで、自己紹介などスラスラと言えていました。


家庭訪問を終えて、アジェイのお父さんがトゥンナさんに用事があり、アジェイも
一緒にサンタナホテルに来ることになりました。お父さんたちが話している間、
ホテルの屋上でアジェイと二人でいろんな話をする機会が持てました。日本で
働くことを含め、日本に興味があるのがすごく伝わってきました。私の方が
たくさん学ばせてもらったように思います。



アジェイ達のお父さん。面白い方です。


いよいよ、明後日17日の金曜日から学校が再開します!!インドに来て3カ月が
経とうとしていますが、ここからが始まりです。たくさん壁にぶち当たることがある
だろうけど、どんな時も私が楽しむことを忘れずにやっていこうと思います!





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アジェイとシュシュミタに幸あれ