プリー観光地図作り 裏方バージョン


翔です。


前々回クルビ君が書いたように、サイクリングチーム・サンタナレーシングは
ルートマップ作りのため、プリーの見所調査を行いました。しかし、
逆光という宇宙的問題や団体行動という人類行動学的問題のために、
マップ用の写真撮影が思うように出来ず(一人で写真を撮っていたら
クルビ君に怒られてしまいまし た)。


そこで後日、ワタクシ一人、徒歩でサイクリングコースの写真撮影に
行ってきました。散歩も兼ねて。ルートマップ制作に関する“表”の
面はクルビ君や坂本さんに任せるとしましょう。今回は
ジ・アザーサイドオブ・ルートマップメイキングと銘打って、
心温まる3つのエピソードをご紹介いたします。


エピソード1 
朝食を食べずにサンタナを出発したワタクシは、海辺の
スウィーツ屋さんでめっさ美味しそうなモノを発見しました。


いかがでしょうか。なんて美味しそうなチーズケーキなんでしょう!
そう思いました。当然買いました。そして食べました。


しかし。


あ、甘〜い!気絶するかと思いました。食感もワタクシが想定していた
それとはかけ離れ、あえて表現するならば、チーズケーキを砂糖の
飽和水溶液に2日間ほど浸しこんだような、悶絶品なり。
インドに限らず、アジア諸国のスウィーツはトゥーマッチに甘いものが
多く、ワタクシは今のところ「こりゃ美味い!」と言えるものは
サンタナのプリンだけです(宣伝)。 


エピソード2 
舌と脳から離れない甘さを抱えながら、ビーチリゾートホテルの
レストランで昼食をとりました。おっと、ここでランチの写真を
ご覧頂きながら味について語ろうというわけではございません。
リゾートホテルなので、当然ながら1泊数百ルピー以下の
ゲストハウスとは比べ物にならないほどきれいで、スタッフも相応の
身なりと きれいな英語を話します。



し、しかし。


お手洗いはどこかしら、とスタッフに案内された、そのきれいで
フォーマルなスタッフのいるホテルのお手洗いは・・


絶句。1泊40ルピーのゲストハウスでもこんなにアレな
トイレは見たことがない!眩暈。便器の配管はどことも
繋がらずに独立性を保っており、当然その中の“モノ”も
「わしゃ生まれ落ちたこの場所から一歩も動かんぞ」と
ばかりに鎮座しております。詳細写真はタブー(自主規制)
なのでブログには載せられません。直 にご覧になりたい方は
インドまでお越しくださいませ。案内はしません。


エピソード3
目と脳に焼きついた不快感を引きずりながら、
ビーチロード沿いのチャイ屋さんでほっと一息。つらい記憶は
ベンガル湾に流してしまおう。ああ、海は広いな、大きいな。
甘かったり汚かったり、そんなのってちっぽけな問題だよ。え?
何、チャイ屋のおじさん。結婚はしているのかって?


僕はフリーだよ。プ リーでフリーですよ、大海原のようにね(意味不明)。
え?娘と結婚しないかって?そ、そんな、急にお父さん。
まだ自己紹介どころか2人の子供の名前も決めていないのに。
でもまあ、国際結婚ノープロブレムね。


し、し、しかし。



ワタクシの花嫁候補はあまりにもかわいらしすぎて、ショック死
しそうになりました。チャイ屋の娘さん、どう見ても10歳くらいです。
すみません。ごめんなさい。謹んで、辞退させていただきます。
どうか僕のことは忘れてください。お幸せに。ナマステ(逃)。


いかがでしたか。ちょっと歩けば様々なものに当たる、
素敵なインドの日常。もしあなたが日常を退屈に感じて
いらっしゃるのならば、あるいは更なる充実を求めるのならば、
是非インドにお越しください。心の隙間を埋めて余って
破裂することとなるでしょう。それでは、ルートマップの
完成にどうぞご期待ください。