やがて消えゆく運命

いずれ消え去ってしまう、コルカタでしか乗ることのできない乗り物があることをご存知ですか?!






こんにちは、サンタナコルカタのハルカです。
今回はコルカタのリキシャ(人力車)についての記事です!












インドの街中の移動で重要な足となるのが、オートリキシャー、サイクルリキシャー(自転車)ですが、


インドの中でもここコルカタだけで乗ることが出来るのが「リキシャ(人力車)」です。





手で車体を引きながら走る。そう、日本の観光地でも見られるあの人力車!


見た目も日本の人力車とほとんど同じなんです!!



 




明治40年代に、年間一万台もの人力車が日本から輸出されていたようです。


「リキシャ」の名前の由来も、日本の「ジンリキシャ」からなんだとか!
なんだか身近に感じますね!










コルカタの街を出歩くと「リン、リン♪」と呼び鈴を鳴らし、路地で客待ちをするリキシャーワーラー(運転手)がそこらじゅうにいます。









ですが、1997年以降、リキシャの新規ライセンスが廃止になりました。

その理由としては「古来の非人間的な交通手段」、「近代化の妨げとなる」、との理由です。


1997年以降、ということで確かに運転手は若い人はいなくておっちゃんばっかりです。




この運転手のおっちゃん達が全員死んでしまったら、インドからリキシャ(人力車)の姿は消えゆく運命にあるということです。











コルカタでしか乗ることのできない、いずれ消えてしまう乗り物に乗らないわけにはいかない!と思いましてさっそく乗ろうと決意!



 

水色の首巻きと白い髭がダンディーなおっちゃんのリキシャに乗ることにしました。
片手には呼び鈴が握られています。





いざ乗ってみると、意外と乗り心地良いかも!

そして車高が高いので、高い目線から景色を眺めることができ、街見物に最適です!

こんなに狭いタクシーとタクシーの間もスルスルと進んでくれて頼もしい!






現在日本で人力車といえば観光用の乗り物ですが、コルカタでは市民の足として使われていて、子供の通学、オートリキシャーには持ち込めない大きな荷物を運んでいる姿なども目にします。










彼らが引くリキシャを目にして、呼び鈴の音を聞くことができるのはそう長くはないかもしれません。



コルカタに訪れた際には、いずれ消えゆくリキシャを利用してみてはいかがでしょうか。




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