サンタナコルカタ改造計画

こんにちははじめましてゆりちゃんです。
クリスマス前に着いたプリーでケーキを作ったらいつの間にやらスタッフ就任、ロックフェスお料理部隊で参戦、その後コルカタへの転勤を言い渡されただいまコルカタサンタナのボスとして君臨しております。
たった一ヶ月でえらい出世しました。どうしてこうなった。


私がご飯だよーと呼ぶとどこからともなくお母さーんときこえてきます。ほとんどみんな私より上です

私は食べ物のこと以外に興味関心が一切なく、日本をでてそろそろ9ヶ月目に突入しようというころなのですが、観光・アクティビティ・ボランティア等々はほぼしておりません。やっていたことといえば現地人の家にご飯を食べに行ったり各国の料理教室に通ってみたり美味しいものがあると聞いてわけわからんとこに行ってみたり。プリーに行き着いた理由もサンタナで刺身がたべれるから。だけ。
今回のインドにしても、南の料理を食べるためだけにわざわざビザをとり直したというのにまさかのプリーで捕獲され結局南へいけずじまい。本当にどうしてこうなった。
サンタナからしてみれば刺身でゆりを釣ったというところでしょうか。果たして雑魚だったのか鯛だったのかは今後の私の働き次第かと思います。せめてサバぐらいにはなりたいです。


さて、話は変わりますがコルカタといえばどんなイメージをお持ちでしょうか。
汚い、危ない、なにもない、ただの交通の起点などなど…あまりいいイメージを持たれていないのが現状かと思います。

しかしそんなことはありません。私は今回インドに来る際もコルカタINをわざわざ選んだぐらいです。サダルストリートの周辺は詐欺師が多いのも確かですが、最低限の危機管理さえあれば危険な目にあうことはほぼありません。逆に詐欺師を楽しんでやるぐらいの気持ちでおこしください。

あるところには超ローカルマーケット。あるところにはここはイオンか伊勢丹かというような巨体ショッピングモール。またあるところには墓地やカーリー寺院といったおどろおどろしい観光スポット。
バスやトラムや乗合リキシャが充実しているので移動も楽チン激安。サダルの周辺以外でぼったくられることはほぼなく、空港や駅からのプリペイドタクシーも迷子になりながらきっちり目的地まで運んでくれます。小金をせびってくるのはご愛嬌。笑顔で無視しましょう。

お客様の九割がマザーボランティアをしているのですが、私自身は累計コルカタ四度目のくせにボランティアは一度もやったことがありません。ボランティアももちろんいいのですが、それ意外の所でももっともっとコルカタの良さを感じていただけたらと思います。
バラナシとは違った意味で生活感溢れるインドを強烈に感じてもらえるコルカタが、私は初めて訪れた時から大好きなのです。

なお、サンタナコルカタでは個人的に一緒に鳩を食べてくれる方ををお待ちしております。くるっぽー。

この前もう一人のスタッフトール君もコルカタに到着しまして、これから約2ヶ月はゆりちゃんとトール君の二人での運営となります。トール君は元バーテンダーということでお酒を担当してもらい、インドでハイボール、マンゴーサワー、カルーアミルクなどインドではまず飲めないカクテルを飲みながら、角煮、豚のしょうが焼き、ビーフシチュー、マーボー豆腐、ハンバーグなどなど、どこよりも食と酒の充実したサンタナを目指します。
いまのところ勢いでうどんを打ち、深夜に豆腐を仕込み、突然ソース作りに励み、ウォッカウイスキーを常備しているので、順調な滑り出し加と思います。

そんな新生サンタナコルカタ、どうぞ皆様ぜひお立ち寄りください。