ガネーシャ  海へ

昨晩、プリーは大雨と停電に見舞われました。
PCルームには恐怖の雨漏りの音…。
ドラマさんたちと一緒に、真っ暗な中で機器の移動をしました。
そんななか底力を発揮してくれたのが
この子、インドの携帯電話です。

写真ではわかりづらいですが、ライト機能の明るさがハンパない。
真っ暗な中でも遠くまで照らしてくれました。
助かったよ、ありがと〜!!!



さて、アイセック・ジャパンの神戸大学のメンバーがプリーを訪れてくれていたのは
先日お伝えしましたが、それはスタディーツアーとしてでした。
そしてそのツアー2日目はチャンドラ・セカール・アカデミーから始まりました。
まず、6・7・8年生のクラス訪問です。
どんな事を学んでいるのか、どこまで日本語が通じるのかなどを見ながら交流を深めていました。



その後、6・7・8年生約50名が2階にある図書室へ移動。
まず、環境教育の時間。リサイクルしたものにどんなものがあるか等、知識を深めながら
例をあげて教えてくれていました。また、身近なリサイクルとして新聞紙を使った授業を行い、
兜や紙鉄砲を作りました。




次にキャリア教育です。自分の将来と向き合う機会を設けて、その夢を実現するために
いま何が出来るかを紙に書いてもらった後、発表してもらいました。



昼食後はプリーから10km離れた美術村、ラグラージプールへ。
ここはペインティングビレッジ。村中が工房であり、販売店でもあります。
自然の画材を使用して描かれたインド4大聖地の一つである
ジャガンナート寺院のお祭り、ラタ・ヤットラの絵など
溜め息がでるほど美しいのです!

その他、空いたビールのボトルに描いたり、Polangaという丸い木の実を乾かし、
表面にガネーシャ少数民族の絵を描いたりもしています。(リサイクルと芸術の合体ですよね)
このPolangaは、種から油がとれるため今でも漁師さんの家などでは
夜、ランプに使ったりしていることもあるそうです。



また、ラグラージプールでは16世紀前に生まれたオリッサ州の伝統舞踏ゴディプアも見れます。
ゴディプアは、体のやわらかい少年ならではのアクロバット的な踊り「バンダ・ヌルティア」が
ふくまれているのが特徴ですが、お化粧をして踊っている少年達のあまりの美しさに、
男の子だと気づかなかった人もいるくらいでした。



夜は、ガネーシャを山車に乗せてパレードのはじまり!
山車は派手な電飾で飾られ、スピーカーからは大音量の音楽!
綺麗に電飾が飾られた細い裏道を通り、くねくねと曲がりながら
なんと海へ着くまでの2時間、サンタナ関係者、踊りまくりです。

アイセックの人達、ロッジのお客様、れいこちゃんも一緒に踊ってくれて本当に楽しかったです。



そのなかでも、主役ガネーシャをおさえ
ひときわ目をひいちゃった人が、このお方。
サンタナロッジのカナー。やっちゃいましたよ。

ん〜…踊ってるってゆっていいのか、どうなのか?
飛び跳ねては、道路脇の自転車にぶつかり人にぶつかり…。
その時、カナーが着てたTシャツの背中には「CRAZY BOY」の文字。
そんなカナーを見てロッジのお客様、ゆかちゃんが一言。



『よっぽどストレスたまってんだね…。』



え、そうだったの?…ごめんね、カナー。
そうこうしてるうち、海へ到着。山車からおろして海岸まで運びました。

そして、障碍除去を祈念して1週間祀っていたガネーシャの像を海へと流します。
厄除を祈願しながら…。




「学問の神様」「お金の神様」「商売繁盛の神様」「開運の神様」「障害を除去してくれる神様」
…そう、全ての幸せの神様、ガネーシャ


たくさんの幸福がおとずれますように。。。


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