一度で三度オイシイ!?アッシーガートでインド文化を堪能♪

なますて。

サンタナ バラナシのリクです。

バラナシといえば、ガンジス河ですね。

川沿いに続くガートでは、日々人々が沐浴したり、洗濯したり、チャイを飲んだり、ヨガをしたり、ガンジス河やガードはバラナシの人々の生活と密接な存在です。

ガンジス河に向かって祈りを捧げる人々の表情は、(ガンジス河の濁りと違って)実に清らかです。

ボート漕ぎの客引きを避けながらガートを歩いていると、ふと目につくガンガーに浸かり祈りを捧げる人。

その姿には信仰になじみの少ない私たちですら、心打たれるものがあります。

そんな垣間見れる神聖さを求めて、ここバラナシを訪れる方も多いのではないでしょうか。

ガンジス河での祈りといえば、プージャがあります。

ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、毎夕6時頃から幾つかのガートで行われているお祈りです。

メインガートであるダシャーシュメードガート(サンタナバラナシから徒歩5分以内!)のプージャでは生演奏もあり、ガート周辺は一変して劇場となります。

軽快にもきめ細かいリズムを刻むタブラ、流れるように奏でるハルモニウム、ガンジス河のように豊かな歌声。

たとえインドでの喧騒と体調不良でインドを嫌いになりつつあったとしても、ここのプージャを観ればそのドラマチックさ、ロマンティックさに、きっとその疲れも癒えるはず。

ちなみに余談ですが(?)、プージャで祈りを捧げるお坊さんにはイケメン多し。

カメラ片手にイケメンお坊さんを追っかけてみてはいかがですかお姉さま方奥様方。

僕もプージャは何度も撮りに出かけていて、写真が趣味の方にもオススメです!

さて、前置きが長くなってしまいましたね。

プージャは夕方だけではなく、早朝にも行われていることをご存知でしょうか。

夕刻のプージャまでは盛大ではないものの、メインガートはもちろん、何箇所かでも毎朝行われています。

旅をしているなら、一度くらい思いっきり早起きして早朝のバラナシを感じたいもの。

今回はその中でもオススメしたい、アッシーガートでの朝を紹介します。

アッシーガートでの朝プージャは5時40分頃スタートするので、5時には宿を出発したいところ。
(早朝は扉の鍵を閉めているので、前日に早朝に出かける旨をお伝えください!)

朝5時。
まだ路地裏は暗くて静か。

ちょっと油断しただけで牛のウ◯コを踏んでしまいそうになります。

目覚ましに朝チャイをすすってから出発。

バラナシに自動販売機やコンビニはないけれど、こんなに朝早くてもチャイ屋さんは営業中。ありがたいですねー。

朝5時のゴードリヤー交差点。

日中とは大違いですね〜。

アッシーガートはサンタナバラナシより、ガート沿いを歩いて約30分。

サイクルリキシャであれば10分ちょっとです。

朝5時でもちらほらと人がみられます。

5:40頃、静けさの中から少女たちのマントラが始まり、お坊さんが現れてプージャが開始。

夕刻のダシャーシュワメードガートでのプージャでは音響付きの盛大なものですが、こちらのプージャは鐘の音と少女たちの声のみで行われます。

ワーっというような雰囲気はありませんが、その分神聖な雰囲気が辺りに漂います。

またダシャーシュワメードガートでは人がごった返していて身動きが取れませんが、こちらのプージャではそれほど人が多くなく、じっくりと観ることことができる点もオススメです。

プージャの鐘の音とともに、空も次第に明るくなってきました。

プージャが終わった後、ステージではインド音楽の生演奏があります。

今回はゆったりとした心地の良い音楽が奏でられていました。

朝一番からガンジス河を眺めながら生演奏を聞けるのは気持ちのよいものです。

生演奏が終わると、なにやら先生らしき人が現れ・・・?

会場では椅子やマットが準備され、人々が集まり始めました。

ここで、朝ヨガを体験できます。

見ている限り、ヨガの難易度はそれほど高くなさそうです。

中には猫のポーズ(四つん這いのようなポーズ)をしてワンワン叫んだり、大声で笑うような動作もあったりして、ちょっとギョッとしてしまいますが、ほとんどは呼吸法だったり、簡単なエクササイズがメインのヨガなので、朝のラジオ体操感覚で参加してみては?

いかがでしたでしょうか。
早起きは三文の得と言いますが、早朝のアッシーガートでは一度でプージャと生演奏とヨガが観られます。夜の暗さが少しずつオレンジ色に染まってゆき、ゆったりと現れる太陽の美しさには、きっとうっとりするでしょう。

バラナシへ訪れるなら、一度体験してみてはいかが?

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バラナシ リク