『パイ』を求めてたったの半里。
旅好きの皆さん、ナマステ!
たくやです。(生粋の日本人でしたよね。)
本日さわやかサンデーはここバラナシからお届けします!
※聖なる河・ガンガーに飛び込む前の私。肉のついた横っ腹に哀愁が漂っていますね三十路です。
さて、ここバラナシも本格的に雨季に入りまして、突発的に激しい雨が降ります。
しかし、雨が降る分以前の酷暑は和らぎ、だいぶ過ごしやすくなっております。
そんなここバラナシでのある日。
ひょんなことから『パイ』を求める旅に出ました。
本日はそんなお話を。
いってみよっ!
【『パイ』を求めてたったの半里。】
いきなりですが、この世の中にはたくさんの『パイ』があると思います。
私が今ぱっと思い浮かぶものだけでも...
いっぱい(一杯)
せんぱい(先輩)
おっぱい(おっぱい)
あんぱい(安牌)
π(ぱい)
アップルパイ(あっぷるぱい)
本日のタイトルを見て『おっぱい』を想像してこのブログを読んでくれている青年諸君、大変申し訳ないです。
今日は、男の子はみんな大好き『おっぱい』の話ではなく、バラナシにある有名な『アップルパイ』の話です。
違う方の『パイ』を期待していた青年諸君は、すぐにこのブログのページとズボンのチャックを閉じてください。
さて、若者に申し訳ないことしたな。と思いつつ本日の記事いきます。
前々から気になっていたのですが、ここバラナシに美味しいアップルパイ屋さんがあるとのことなのです。
食べに行かれたお客様は口を揃えて『んまい!』っと。
ほう…
これは行きたい!!
これまでの人生で『アップルパイ』が食べたいと思ったこと一度もありませんけど、行ってみたい。
というか、アップルパイ2回ぐらいしか食べたことないですけど、行ってみたい。
そこで、仕事をさぼ...お客様を案内するという名目でその有名なアップルパイ屋さんに行ってまいりました。
お客様4人を引き連れてレッツゴー!!(行ったことあるお客様に道案内してもらったんですけどね。)
パーティーを組んでバラナシの街をぐんぐん進みます。
いつの間にかインド人がパーティーに含まれてても関係ございません。
ぐんぐん進みます。
途中小高い丘を越えていきます。
ぐんぐん超えます。
途中で、
『モンスター・いんどぢんが現れた。』
となってもひるみません。
−−−−−−−−−−−−−−
戦う
魔法を使う
⇒逃げる
−−−−−−−−−−−−−−
迷わず逃げるを選択です。
『いんどぢんは寂しそうだ。』
テクテク。
20分ほど歩きましたので、ここでしばし休憩です。
水牛が聖なる河・ガンガーで水浴びをしていて気持ち良さそうです。
私も入りたいな!とは一切思いませんでした。
休憩したことですし、さらに歩きます。
ビルが建設中のようです。電動でセメントを運ぶマシーンがあり、インドも進んでるなと思いました。
そして、ついに!
歩くことたったの半里(およそ1,8km)
およそ30分歩いてたどり着いた本日の目的地、
ここが『パイ』屋だ!
※『パイ』屋の目印は郁哉くんです。郁哉君は不定期で出勤しておりますので、郁哉君が出勤していない場合は、『VAATIKA CAFE』の文字を探してください。
早速店内に入ります。
ここヴァーティカカフェは、上流に位置する『アッシーガート』のすぐわきにあるお店です。
店内もなかなか雰囲気がよく、隣に聖なる河・ガンガーも流れておりますので、ゆっくりするには最高です。
それでは早速『パイ』を注文するかと思いきや、腹ペコな私達。
どうやらこのお店はピザ屋、いやピッツァ屋らしく売りはピッツァとのことなので、迷わずピッツァを注文です。
待つこと10分。
ピッツァがきました。
ここイタリアでしょうか。
見た目は満点のピッツァ達。
さて、お味の程は…
いくぞっ!
あーん
がつっ
にょーん
インドでチーズが伸びてますよ、奥さん。
んまーい。
とっても美味しい。
濃厚なチーズにサクサクの皮。
ちょっとお高いですが、お高いに見合う味。
久しぶりの洋食ということもありがっつきました。
ご馳走様です。
ピッツァをがっついた後はお待ちかね。
本日の目的『パイ』の時間です。
ここのアップルパイは通常のものも美味しいそうですが、トッピングでなんと『アイス乗せ』が出来るのです。
アイス乗せたら大体うまい。の法則がありますのでこれは期待できます。
待つこと5分。
店員のおっちゃんが持ってきました。
歩くこと30分。
途中、牛もいました。
犬もいました。
インド人もたっくさんいました。
そんな中、皆で協力しようやく本日のメインが出てきます。
コトッ。
『おっ!!パーーーーーーイ』!!!と心で叫んだのは私だけでしょう。
ついに目的の『パイ』の登場です。
アイスを乗せたその様は、なんとも神々しく、聖なる河・ガンガーの横で食べるにふさわしいデザートでした。
ピッツァでお腹いっぱいのはずでしたが、
アイスが溶けないうちに、とがつがつ食べてあっという間に平らげてしまいました。
そのお味は、うまい!けど普段甘いものをほとんど食べない私には少し甘い...かな。
さて、目的の『パイ』を平らげ、お腹もいっぱいになった私たちは、その後アッシーガートでインド人と交流を深めたり、お買い物しながら帰路に着くのでした。
一緒に行ってくれた皆さまありがとうございました!(写真暗いけど。)
皆さんも是非バラナシの美味しい『パイ』屋さんに行ってみては!?
それでは、また!
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